食事で摂るミネラルの大切さを再認識

先日 中戸川先生の食品添加物の講演を聞いてきました。食事で摂取する栄養素の大切さはもちろんです。レベル1:三大栄養素のタンパク質、脂質、炭水化物。レベル2:ビタミン、ミネラル レベル3:食物繊維やファイトケミカル、核酸、糖鎖などの栄養素群など

その中で今回講演の最後にミネラルの話題をお話しされました。これまでYoutubeなどで中戸川先生のお話はいくつか聞いていますが、ミネラルの話題。特に2000年頃から食品添加物のリン酸塩の使用が盛んになっていった話題は初めてと思います。「リンの過剰摂取が骨粗鬆(こつそしょう)症の原因といわれています。ハムやソーセージにリン酸塩を添加物として使うのは、原料である肉の水分を保つ効果、柔らかい食感となりおいしくなるため。また、防腐や色味を鮮やかにする効果もあり、さまざまな用途で加工食品に使われる。ラーメンの麺に欠かせない「かんすい」にも含まれています。私たちは現在、リンの摂取量は必要量を上回っているそうです。

リン酸塩は食品の保存と食感を高める為必要と思います。しかし、ミネラルと結合する事によってカルシウムを代表にマグネシウムやコバルト、亜鉛などのミネラル吸収も阻害してしまい。折角摂った栄養素を体内で分解や合成を抑えてしまいます。特に神経伝達や酵素の働きには必要です。特にミネラル不足が精神的活動を不安定にしている実態が上記の小学校の支援学級児童数の増加です。全国の児童数が減少しているにも関わらず、支援級の児童が2000年以降急激に増加しているのは、ミネラル不足が栄養しているという事でした。小学校2年生のこーた君の実例のスライドも有りました。一例なので学術的なエビデンス能力は未知数ですので、掲載は控えますが毎日のミネラル補給で薬物治療も不要になり、普通学級で友達との関係も改善していく経緯は素晴らしい結果だと感心させられました。

 経済的にも資源の観点からも食品添加物は必要なものですが、使用されている食品を口にする時は注意と、不足しがちな栄養素もしっかり考えて足していく必要があります。疑問な点が出てきましたら店頭でご相談ください。