水を2リットル毎日飲んで健康になる様な話題を目にしますが、老若男女問わず、さらに体重や身長や一日の運動量も加味しないで、人間が健康を維持するために飲用する水の量が全員が2リットルとはならないハズです。季節でも違います。汗は体温を維持する為にかくものです。春から夏にかけて呼吸中の水蒸気や皮膚からの汗の不感蒸泄として1日に1リットル程度は排泄されていきます。逆に秋から春にかけての半年間はその分は不要ですので、飲用する水分の量は喉が渇いたら含む程度にしておかないと水滞が起こってしまいます。

あと食事中にテーブルの上に水やお茶を用意しないと気が済まない人も要注意です。タンパク質や炭水化物を栄養素として消化吸収させるために、分泌されている消化液を余分な水分で薄めてしまっては消化能力が低下してしまいます。口の中で数多く噛む事で、唾液としっかりまぜて消化をスタートしたものを胃に届ける事が大切です。口内がさっぱりさせたいなら、食後にお茶やコーヒーなどをお替りしな様に楽しんでください。